攻撃力300万

つまんない話をします。

SAOについて紹介したい(前編)

タイトルの通り。


はじめに

知ってる人も多いだろうけどまずこのコピペ文を読んで欲しい

1.キリトかなーやっぱりww

自分は思わないんだけど周りにキリトに似てるってよく言われるwww
こないだDQNに絡まれた時も気が付いたら意識無くて周りに人が血だらけで倒れてたしなwww
ちなみに彼女もアスナに似てる(聞いてないw)

2.キリトかなーやっぱw
一応オタクだけど彼女いるし、俺って退けない性格だしそこら辺とかめっちゃ似てるって言われる()
握力も31キロあってクラスの女子にたかられる←彼女いるからやめろ!笑
俺、これでも中1ですよ?
ps
彼女はアスナ似です(聞いてねえ

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引用: イキリトとは(イキリトとは)[単語記事]-ニコニコ大百科
https://dic.nicovideo.jp/id/5583799 (2020/03/23)

この所謂『イキリト構文』は、今のところどこかズレた発言や行動をするオタクを意味した言葉として使われていて、SAOのキリト本人の蔑称では全く無いです。
何でこんなあからさまな風評被害が発生しちゃったのかは、一応由来があるけどそれでも作品をちゃんと知っていれば無闇に使うことは無くなると思う

このこと抜きにしても、SAOって名前は有名だけど内容はあまり知らない・誤解されてるケースがよくある印象だったので、出来る限り分かりやすく、何となくな作品の全体像や各章(アニメの範囲まで)の概要をまとめていこうと思います
(※解説にはある程度ネタバレが含まれているのでご注意下さい)

ではごー


作品概要

原作は川原礫氏執筆の電撃文庫出版の小説作品。
第1巻が2009年4月10日に初版発行。
シリーズ累計発行部数は2018年8月に全世界2200万部を突破。

また2012年7月よりテレビアニメ1期が放送され、2期、3期と製作されている。

作品のジャンルとしては、『オンラインVRゲーム』という題材を使った近未来SFものの印象が強い。
SAOと言えばゲームの中に閉じ込められる...って人は多いだろうけど、作中でデスゲームをするのは実質一番最初の話だけだったりする。詳細は後述

ゲームの話題だけでなく、情報工学や電子工学、その中でも仮想世界と現実世界との関連性、人工知能問題などの先進技術の話が物語にふんだんに盛り込まれている。そこら辺を含めた難しい考察は正直わからんので興味のある人は調べてください


第1章『アインクラッド

シリーズの原点、かつトップクラスの人気と知名度を誇るストーリー。アニメでは1期1話〜14話に当てはまる。

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世界初のVRMMORPG「ソードアート・オンライン(SAO)」。その正式サービス開始時に最速でログインした少年・キリトや1万人のプレイヤー達は、自由な仮想世界での旅を謳歌していた。
しかしその後、ゲームマスターであり、このゲームを開発したプログラマーでもある『茅場晶彦』から恐ろしい事実を聞かされる。
ゲームをクリアするまで、この世界から脱出することは不可能であること。そしてゲーム内で死亡すると、現実世界でも本当に死亡すること。
恐るべきゲームの真相をいち早く受け入れたキリトは、パーティを組まないソロプレイヤーもして、果てなきデスゲームに身を投じていく。
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メインヒロインのアスナを初めとする様々な人気キャラが早速登場している。
アニメだとほとんど出番ないけど私はアルゴが1番好き

この導入部がシリーズを通して重要なものになってくる。SAOをよく知りたい人はまずここから見てみよう


第2章 『フェアリィ・ダンス

SAOではなく、同じくVRMMORPGの「アルヴヘイム・オンライン(ALO)」が舞台。アニメでは1期15話〜25話に当てはまる。
硬派な世界観のSAOと違ってアバターが妖精になったり魔法の概念があったりするし、さぞかしゆるふわファンタジーなんだろうなー
ってことは無いです。このゲームのユーザーは幾つかの種族に分かれて他の種族とガチ戦争することになります。詳しくは作品を見てね

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SAOがクリアされてから2ヶ月後、帰還したキリトはリハビリをしながら生活していたが、何故かアスナを含む300人のプレイヤーが未だに目覚めていない。
手をこまねいている中、ある日、SAO時代の友人のエギル(褐色の筋骨隆々のおじさん)から「『アルヴヘイム・オンライン』というVRMMORPGでアスナらしき姿を発見した」という情報を渡される。
真偽を確かめ、アスナを助け出すためにキリトはALOにフルダイブをする。
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キリトの従姉妹であるリーファが初登場。この章で大活躍するよ。
あとCV子安武人(敬称略)で有名な須郷さんも初登場して大活躍するよ。()

イクラ編と比較すると、現実世界での動きが細かく描写されている。
SAOは主人公視点からだと現実の状況が分からない幽閉状態だったからそりゃそうなんだけども


第3章 『ファントム・バレット

上2つのゲームとは全く世界観の異なる、銃の世界の「ガンゲイル・オンライン(GGO)」が舞台。アニメでは2期1話〜14話に当てはまる。

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銃撃戦を行うVRMMOFPS「ガンゲイル・オンライン」にて、「死銃(デスガン)というプレイヤーに銃でアバターを殺されると現実世界でも死に至る」という奇妙な事件が発生。
総務省『仮想課』の菊岡誠治郎(キリトがSAOから戻った際に知り合った人物)からこの事件の調査を依頼されたキリトはGGOにダイブ。途中で出会った少女、シノンにゲームのレクチャーを受け、死銃に接触するためにゲーム内大会『バレット・オブ・バレッツ(BoB)』に参加することになる。
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超人気キャラのシノンが初登場。過去のある事件により銃がトラウマになっているが、不思議とゲームの中では平気だった。
GGO内で凄腕のスナイパーとして活躍する。

アニメでの戦闘シーンが凄くカッコいい。キリトはSTGであるにもかかわらずフォトンソードで銃弾反射してるし(!?)、シノンも超高火力のライフル(へカートIIって言う)で冷静かつ豪快に標的を撃ち抜いている。

あとこの章はミステリー作品のような謎解き要素が目立つ。死銃はどうやってゲーム内から現実のプレイヤーを殺しているのか、死銃の正体は何なのか、解決の伏線がきちんと張られている。

書くの疲れた

ので後編に続く。
後編ではこの先のマザーズ・ロザリオ編、オーディナル・スケール編、アリシゼーション編を解説します